〈 Ryohei Sasaki×P-ROOM THE WORLD〉”Immobility”

3/27(土)、福岡を拠点に活動するアーティスト・佐々木亮平氏と〈P-ROOM THE WORLD〉とのコ ラボレーションアイテムならびに原画を発売する。リリースに際し、佐々木亮平氏へのインタビューが実現。本コラボレーションに至った経緯や作品のことをはじめ、これまでの活動などについて語っ てくれた。

一本の槇木を描いた作品(1040X735mm)

HOODIE
Color: GRAY,BEIGE Size: M,L ¥14,300-(tax included)

槇木のアートワークを使用したフーディ 。

庭木や石、水など日常的な自然物をモチーフにし、
緻密に描き上げるアーティスト・佐々木亮平氏

P-ROOM THE WORLD (以下 P):はじめに、今回のコラボレーションに至った経緯を教えて ください 。

佐々木亮平氏:昨年7月、MIYASHITA PARK内のハイタイドストアというショップで作品の展示 をさせてもらったのですが、内覧会の日にそのショップのディレクターと一緒に館内をまわってい たところ、同じく内覧に来られていたPOGGYさんと元々知人の間柄だったディレクターがバッタ リと会いまして、さっそく自分の作品を観に来てくれたんです。しかも、作品を購入して頂きまし て「何か一緒にお仕事ができれば」と声をかけてくださったのが、最初のきっかけでした。

P:お仕事のオファーを受けた時、どのように思いましたか?

佐々木亮平氏:お仕事の前に、まず作品を購入してくださったことに驚きました。POGGYさんのことは雑誌などで知っていましたので、”あの人だ”みたいな印象で見ているそばから、作品を選ん でもらえ、お仕事の話も頂いたので嬉しかったですし、そのスピード感にもびっくりしました。 後日、東京滞在中に連絡を頂き打ち合わせをすることになったので、本当だったんだぁという感 じでしたね。

MIYASHITA PARK内で展示した作品

P:今回、アイテムに落とし込んだアートワーク(作品)について聞かせてください

佐々木亮平氏:最初の打ち合わせの時に、これまでに描いてきた作品も見てもらったのですが、 槇木(日本特有の剪定が施された庭木)や石を描いたものにも興味を持って頂きました。これまで、 槇木は自分の作品として描いてきまして、アートワークとして提供をしたことがなかったので、 ファッションのプロの方が、どのようなアイテムに変えてくれるのか、そこに興味がありました。 今回のアイテムの中には上下のセットアップもあり、槇木をドーンと大きく印刷するとのことでし たので、高さのある大きな槇木を描こうと思い、福岡の街を歩いて木を探して、一本の作品から描 き始めました。 一本の槇木は着色して仕上げまして、その後さらに大きく横にも幅のある作品をモノクロで4枚に 分けて描きました。コロナの影響で変更になったのですが、当初は1月にアイテムがリリースされ る予定でしたので、年始は寒くなるという予報もあり雪や霧を連想させたいと思い、モノクロの 作品の上には白い和紙を貼っています。和紙は重ねて貼り、奥行きを表現しています。

三本の槇木を4枚に分けて描いた作品(各サイズ905X680mm) 

PYJAMA SHIRT
Color: BEIGE Size: M,L ¥19,800-(tax included)

PYJAMA PANTS
Color: BEIGE Size: M,L ¥13,200-(tax included)

セットアップのアイテムにはモノクロの大きな槇木の作品を起用。

P:これまで提供したことのない作品ということで気にしたことはありますか?

佐々木亮平氏:今まで使用されたことのない作品だけに、ファッションのアイテムになることを 考えると、どうなるんだろうと期待と不安はありましたが、プロの方にどう使ってもらうかはお任せしようと思い、ふだん描くように取り組み、いつもより大きく描いたものをお渡ししまし た。描きたいと思う槇木を大きく描けたので楽しかったです。どのようにアイテムに落とし込んで もらえるか、仕上がりを楽しみにしています。

P:版画のようにも見えますが、作品はどのようにして描いているのですか?

佐々木亮平氏:いつものように福岡の街を歩き、今回は神社などを見てまわって、樹齢の長い大きな木をみつけスケッチするところからはじめ、最終的な作品はインクを使用しガラスペンで描 きました。

作品を描く時にふだん使用しているガラスペン

P:槇木や石のほかに描く対象物はあるのですか?

佐々木亮平氏:モノクロで描くのでシルエットで選んでいます。自然に曲がった針金、鉄の塊など、歩いていて見つけることもあれば、探しに行くこともあります。最近は、絵を描くためのモ チーフ作りなどもしています。あと、キャンバスにタイルを模して描いた作品も制作していまし て、この作品はRをつけたオリジナルの額装で展示することが多いです。

さまざまな対象物やタイルを模して描いた作品など

曲面が特徴的なオリジナルの額装による展示風景。
展覧会「DAY PATH NOLING / 習慣の形骸」(2019年)より

P:個展の予定など、今後の活動について聞かせてください

佐々木亮平氏: タイルのように描いた作品の展示を中心とした個展を年内に開催予定です。

SASAKI RYOHEI|佐々木亮平
1985年福岡県生まれ、福岡県在住。2007年よりライブペインターとして福岡を拠点に活動を始める。シルエットに興味を持った庭木や石など日常的な自然物を緻密に描く作品が特徴的。2013 年のLIVEPAINTING DOJOでkaikaikikiより『GEISAI賞』を受賞。その後、東京や福岡での個展開催や、「BEAMS T」「MAISON EUREKA」「NIKE」などへのアートワークの提供なども行う。 https://www.instagram.com/ryoheeeee/

Photo:川﨑一徳、前田耕司、Seiichiro Inagaki Text:多田真文(RÉDACTION)

佐々木亮平氏と〈P-ROOM THE WORLD〉によるコラボレーションアイテム は「2G TOKYO」・「2G OSAKA」・「2G PARCO ONLINE STORE」・「P-ROOM THE WORLD OFFICIAL ONLINE STORE」にて3/27(土)11:00より発売いたします。
佐々木亮平氏 の原画は 「2G TOKYO」 にて展示販売いたします。

商品詳細は @proomtheworld よりご覧いただけます。